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Akarié
オーナー: 柳澤 明里

地元野菜とワインに合わせた
料理が魅力な洋食屋

松本駅の東口、別名・お城口を降りると、あだたの森公園まで真っ直ぐに伸びている駅前大通り。この通り沿いには、喫茶文化のパイオニア的なお店『珈琲美学 アベ』や100年以上続く銭湯『菊乃湯』、松本市出身で世界的に活躍する草間彌生の彫刻作品がシンボルになっている『松本美術館』、先端的な舞台芸術を市民に届けるホールを持つ文化施設『まつもと市民芸術館』、そしてアートブックやカルチャー誌など独立系出版物を多く取り扱うブックカフェ『栞日』など、この街の縮図とも言えるような文化の香りを纏まった、個性豊かなお店が立ち並びます。

そんな駅前大通り沿いの中腹に位置する洋食屋『Akarié』。店内にはカウンター席とテーブル席を合わせて約20席ほど。オーナーであり、ソムリエシェフである柳澤明里さんのこだわりは、季節に合わせた地元野菜とワインに合う料理の提供です。ワインはフランス産を中心に、長野県内の品種も揃えています。ビールやカクテル、サングリアなども用意され、ランチには季節に合わせた肉や魚、パスタなど4種類のセットメニューを用意。「昼もお酒が飲めるので、ゆっくり楽しんでもらえれば」と柳澤さん。ディナーでは、旬の食材やジビエなどを提供します。

2019年にオープンした『Akarié』。それまでは松本駅周辺の飲食店に30年近く携わってきたという柳澤さんは、フレンチ、地中海、アジアなど幅広い料理の経験を持ち、2005年にソムリエの資格を取得しました。『Akarié』を芸術や文化の要素も取り入れた“ガストロノミック(美食学)”を意識したお店にしていきたいと話します。

「季節やその年によって変化する食材の話をしたり、食べたり飲んだりするだけではなく、広い意味で食を楽しめるお店でありたいと思っています」

Akarié

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